国際送金為替による海外送金

国際送金為替のメリット

国際送金為替(Money Order)は、PayPalやクレジットカードが使えない場合でも、相手方の住所氏名さえ分かれば送金できる便利な手段です。特にebayでは、PayPalを受け付けていないsellerから買い物をする場合に、有力な送金方法となりえます。また、一般にPaypalを受け付けていない出品は、PayPal有りの出品に比べ非常に安価に落札することができますので、ヘビーebayユーザーなら覚えておいて損はない送金方法といえるでしょう。(※追記)手数料が改訂されて高くなったので、価格面でのアドバンテージは減少しました。

国際送金為替のデメリット

・郵便局まで足を運ぶ手間と、時間が10〜15分程度かかります
・手数料がかかります(2000円)。
・為替証書を相手方に送る郵送料がかかります。(通常500円。アメリカには別途速達便などで送ることが可能)
・身分証の携帯を忘れると発行してもらえません。
・相手方に届くまでに日数がかかります(一週間程度)。支払いの期限をよく確認して使用する必要があります。
・換金レートは普通のレートより若干高くなります。見越して1割程度多めに現金を用意してください。

発行までの手順

1.アメリカ向けの発送で、EMS以外の送付手段をとる場合は、別途送付用の封筒を用意しておくこと。
2.お近くの郵便局まで行きます。
3.貯蓄窓口で「マネーオーダーの用紙をください」と申し出ます。詳しく用紙の種類を求められた場合は「住所あての国際送金請求書兼告知書をください」と答えてください。
4.身分証(免許証か保険証)を提示します。
5.渡された用紙に、下の記入例を参考に書き込み、窓口に提出します。
6.換金する金額と手数料(2,500円)を支払います。アメリカ以外の国では、これで手続きは全て終了です。
以下送り先がアメリカの場合 (手数料2,000円)
6.白紙の為替証書を渡されますので、ここにも相手方の住所氏名、自分の住所氏名をアルファベットで書き込みます。間違えると訂正がきかないので慎重に書き込みます。書き込んだら窓口に提出します。
7.金額が入力された為替証書を発行してもらえますので、受け取って終了です。
8.アメリカ向けは、為替証書を自分で発送しなければならなくなりました。用意していた封書を使用し、別途国際航空郵便などで発送します。郵送料がかかります。
9.急いでいる場合などは、発送をEMSで行う旨を伝え、EMS用の用紙と専用封筒を受け取ります。EMS(国際スピード郵便)は3-4日でアメリカの主要都市に配達されます。料金は1.200円(書類等)ほどです。
10.EMSの用紙に相手の住所氏名、自分の住所指名電話番号などを記入し、専用封筒に為替証書を入れて厳重に封をしたら、郵便窓口に提出して終了です。このさい預り証にEMS番号が記載されていますので、郵便局のホームページでトラッキングが可能です。急いでいる場合、ちゃんと配達されているか不安な場合などはEMSを使うことをお勧めします。トラッキングナンバーはメールなどで相手先にも教えておくと先方も安心されると思います。

まとめ

手数料(郵便局の国際普通郵便で送達する場合)\2.500

手数料(アメリカ宛にEMSを使用する場合)\3.200

尚、国際送金為替の手数料は改定などにより変動する恐れがあります。最新情報は以下のページでご確認くださるようお願いします。

国際送金請求書兼告知書(住所あて送金)記入例

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