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Canadian Patentを持つGrand Slam Patentの中型リバプール。おそらく1-2度しか喫煙されたことがないと思われるほぼ新品のコンディションで入手することができた。Canadian Patent 341422は1933年認可、特許有効期限がカナダで20年間だと仮定するとその間どの時点にもピンダウンできることになるが、フィニッシュのタイプが50年代からTradition、Grand Slamによく見られるダークレッド・コントラストであることから、おそらくはPatent刻印があるGrand Slamの中でも最後期の製品だとおもわれる。
LiverpoolはComoy'sの得意とするシェイプである。このシェイプ111は小さ目のボウルとややヘヴィなシャンクを持つ、非常に可愛らしいLiverpool。決してスマートなシェイプではないが、そこでもやはりComoy'sのシェイプ・エクスキュージョンの持つエレガントさは際立っている。
戦後のGrand Slamに特徴的な、ダークレッドのハイコントラスト・ステイン。ダークなベースステインの間からハイライト部が光り輝くような、非常に美しいステインワークである。
(上)素晴らしい咥え心地を誇る、ドイツ産バルカナイト・シートよりハンドカットされた、Slender bite mouthpiece。(中)Grand Slam Patent Systemのアルミフィットメント。ワッシャーサイズは5番。(下)Canadian Patentの刻印。
shape#111 liverpool
stem: handcut vulcanite
junction: normal
color: darkred contrast
ornament:none
length: 137mm
height: 39mm
chamber dia: 18mm
chamber depth: 33mm
weight: 28g(incude fitment)
nomenclature:
COMOY'S (in upper case, san serif)
GRAND SLAM(in upper case, serif)
PATENT
CAN PAT(in upper case, san serif)
341422
MADE IN LONDON ENGLAND(circular stamp)
111
*5(indicates washer size)
3-piece inlaid C logo on the stem
note:
・ニア・ミント、パーフェクト・コンディション